理想の実現には時間がかかる

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 大変な世の中になってきました。JALのキャビンが派遣業務をする。アナウンス能力が高いことが評価されて、コールセンター会社で働いている。解雇にはならないけれど、飛行機が飛ばない以上仕方ない。

 

 如何にして会社で生き残るか?本能的に仕事を囲い込みブラックボックス化してしまう。人には触らせない。要は自分にしかできないという状況を作り出す。そのような仕事は属人的な仕事と言われる。

 

 システム屋は標準化をしようとする。オープンに仕事をしょうと考える。そうでないと膨大な業務を一元化なんてできない。関わる関係者が多くて、誰が見ても理解できる状態であることは重要なこと。

 

 僕の時代はより経営者層に近づくかを考えていた。CIOなんて役職が出てきた。経営としてより重要なセクションを認められ始めた。そうなると経営者の言葉で会話ができないと意思疎通ができない。業績があがらないとなる。

 

 手書きを止めろ、残業を減らせという時代だった。sansanという会社が「Bill One」というサービスを始めた。「多数の拠点や部門へバラバラに届いていた紙の請求書も、PDFの請求書も、あらゆる請求書がデータ化され、ひとつになって届く。」

 

 「アナログから、デジタルへ。Bill Oneは、企業内に残る事務作業をオンライン化し、請求書に関する業務を効率化します。」という。専用請求書がコピー紙に印刷され、やっとここまできたと言う感じ。

 

 35年も前から思い描いていた空想が現実になった。リモートに適したサービスインと言える。