2月は日数の問題だけではない

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 昨年2月の売上高と対比する。これは取り立てて特別なことではない。当たり前に状況を知るためにする。昨年は周知のこととしてコロナ禍でGDPはマイナス成長だった。普通に経営していれば売上高は低下する。

 

 コロナ感染拡大防止商品などを取り扱った商売を考えた企業は売り上げを落とさずにやり過ごせたと思う。新しいビジネス形態も出てきた。飲食業が営業してなくても、古典に帰って出前と考えた。そこにネットという要素が加わる。

 

 迎えた2021年は、コロナ禍だった昨年2月よりも売り上げが減少する。しかし、2019年の2月と比較すると遜色はない。要はコロナ禍にあった昨年の2月が異常値だったとみるべきかもしれない。

 

 一つには、3月7日の緊急事態宣言の解除が起点となって販促行動が起きるかもしれない。また、ワクチンの接種が進むことへの安心感も大きな要因だと言えるかもしれない。今はまだ様子見である確率が高い。